His Story 27
大学で勉強を始めた頃、ふと店の棚でファシリテーションの入門書が目に止まりました。
大学を卒業しても人並みだし、何か資格でもあった方がいいのかな、と考えてぼんやりとビジネス書の棚を眺めていた時でした。
ペラペラとめくっていると、「なんか、これ自分に向いていそう」と思って購入して読んでみました。あっという間に読んでしまい。「これやってみたい」と思いました。
対立を和解に変える、対話により学びを深める、メンバーの思いを聞き届ける、といったファシリテーションの役割に魅力を感じ、関連本を数冊読んでみました。
やがて、本を読むだけではなく、誰かに教えてもらいたい、と思ってネットで講座がないか調べてみました。ちょうど、大阪で開催されていたのが日本ファシリテーション協会の1日講座とホワイトボード・ミーティング®︎の2日間講座でした。両方とも、同じ金額でしたのでそれなら2日学べるホワイトボード・ミーティング®︎にしようと思い、申し込んでみました。
結果的にホワイトボード・ミーティング®︎の方を選んで大正解でした。その理由はおいおい述べていきますが、何よりとても楽しかったのです。ホワイトボード・ミーティング®︎はちょんせいこさんが開発された話合いの技術です。誰もがファシリテーターになれることを願いに、雲を掴むようなファシリテーションを体系化されました。
楽しい模擬会議を体験できる講座にすっかり魅了されてしまい。お店のアルバイトちゃんを捕まえて、熱く語ってしまったことを覚えています。そして、毎月の勉強会に足げく通って学ぶようになったのです。
そうこう学び続けるうちに、ちょんせいこさんは会社を立ち上げられて、より体系化されていきました。検定試験を導入にされて、私も受験し何とか合格することができました。合格に向けて仲間と練習もしました。
ホワイトボード・ミーティング®︎は日本全国に学んでいる仲間がおり、職業も多種多様です。中でも教師の割合が多く、学校現場でホワイトボード・ミーティング®︎を活用している人もたくさんいます。
なので、各地方に独自の勉強会が立ち上げられています。私は先ほどの検定試験を一緒に受けた仲間が立ち上げた「チーム茨木」に属させてもらい、そこでチーム運営に携わりました。毎月1回運営メンバーの誰かがファシリテーターとして勉強会を主催します。
私も何度か、ドキドキしながらファシリテーターとして登壇しました。自分だけでなく、メンバーのファシリテーターとしての成長も手助けしなくてはなりません。でもこれが自分のファシリテーターとしての技量を高めてくれたのです。
そんなある日、ちょんせいこさんから、とある自治体の少人数のファシリテーションの講座に講師として登壇しないかと提案がありました。私は自分でいいのかと思いながらも引き受けました。
当日、ドキドキしながらも何とかこなしました。自分の中ではあまりうまくいかなかったと思っていたのですが(私は0か100かでしかものを考えられないので、ちょっとでも失敗すると全部を否定してしまうのです)講座は好評だったと、後から知らされました。
その後、何度か登壇の機会を与えていただき、学校、自治体、企業とホワイトボード・ミーティング®︎の講座をしに出かけることが増えました。プログラム自体がよくできていることもあり、どの講座もとても好評でした。
こうして、私は研修講師としての仕事をするようにもなり始めたのです。
以前のブログはこちら→https://tukuyomi.info/blog/

